カレンダー

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>

カテゴリー

アーカイブ

子ども手当2010

うーん、しっくりこない野党の批判

午後4時半からの本会議で、新年度予算案を可決しました。3月2日に可決しないと、年度内の予算成立ができなくなるので、本日にどうしても衆議院で可決することがとても重要な意味を持っていたのです。明日から参議院での審議が始まりますが、参議院で万一、可決されなくても、30日後に予算は自然成立するので、今日がとても大切な日だったわけです。

本会議では、新年度の予算案について、自民から反対意見の表明がありました。石破さんが登壇し、予算を組み替える必要があるなど述べました。単なる、与党の足を引っ張るための批判ではなく、とても論理的な内容でしたが、その基本となる考え方が旧態依然とするもので、どうしても受け入れられない印象を持ちました。違和感を感じてしまうのです。

どんな点かというと、日米安保は日本の安全保障の基本で、それについて米国には何も言えないというような考え方とか、公共事業は雇用を生み、日本経済を支えるもので、その見直しなんてとんでもないというにような立場など、理念の違いを感じたのです。また、予算を再配分して、経済成長一辺倒から、国民の医療・介護などの社会保障や雇用などへの予算配分を全く評価していないことなど、違和感を持ちました。


通常国会始まる 初日は本会議10分間…

政権交代後初の通常国会が18日、始まりました。いよいよ、新しい国つくりの本番のスタート。「政治とカネ」の問題がことさらクローズアップされ、国民の皆さんの生活や命を守る政策の審議が片隅に追いやられてしまうことを心配しています。

この日は、午前9時半から国会対策会議、11時40分から代議士会があり、正午から本会議がありました。この本会議では、議席の指定や特別委員会の設置などが行われた、5分程度で休憩になりました。午後1時からは、天皇陛下をお迎えして、参議院で開会式。開会式は、慣例で参院でひらくことになっています。

午後2時に再会された本会議では、菅直人財務大臣が財政演説。今年度の補正予算案、つまり、「明日の安心と成長のための緊急経済対策」の説明をしました。どうにか経済を元気にしようと、「雇用」「環境」「景気」の分野に力を注ぐ緊急経済対策案です。

「雇用」では、雇用調整助成金の支給用件を緩和し、介護・医療などの分野の雇用創出をします。雇用保険制度の機能も強化します。

「環境」では、家電エコポイント制度の改善や環境対応車への購入補助の延長を実施します。

「景気」では、景気対策緊急補償を創設して、セイフティーネット貸付を延長します。

補正予算の総額は、7兆2013億円になります。

財政演説の時間は、5分ほどでした。2回の本会議が開かれた時間を合わせると、約10分。まとめて、1回でできないものでしょうか。

衆院の議事課にその理由を聞いてみました。以下、その回答です。

午後1時から、天候陛下をお迎えして、開会式が開かれます。天皇陛下をお迎えするのは、両院の議長・副議長、常任委員会の委員長、特別委員会の委員長らです。このうち、特別委員会は、国会のたびに設置されるので、天皇陛下をお迎えする前に、特別委員会の委員長を決めないといけません。そのため、休憩の間に、特別委員会を開いて、委員長を互選する手続きが必要となります。
また、議長らがモーニングに着替える時間も必要です。さらには、参院も同様な準備が必要で、この日は、午前10時に本会議、午後2時半に再会本会議が行われました。

なるほど。特別委員会を常設にすれば、本会議は、1回ですむことになるのかもしれませんね。


会議、目白押し

「君たちは、ダイヤモンドの原石だ。次の選挙で当選してこそ、本物。落選すれば、ただの石ころ。地元の声を真摯に聴いて、地盤をしっかりと固めなさい」。これは、山岡賢治国対委員長の言葉。臨時国会が終わって、新人議員は地元へ……。と書きたいところですが、実は、臨時国会が幕を閉じたあとから、会議が目白押し。

今日9日の予定を列挙して見ましょう。
午前10時〜文部科学省政策会議
午前10時半〜厚生労働委員会質問研究会
午前10時半〜財務省政策会議
午後1時〜環境委員会質問研究会
午後3時〜環境省政策会議
午後4時〜総務省・財務省合同政策会議
午後4時〜内閣府・経産省合同政策会議

時間がだぶっている上に、この日は午後、地元での陳情、囲む会が2カ所であります。取捨選択がとても難しい。午後の会議は、秘書に代理出席を頼んで、午後は帰省することに。そして、深夜に東京に戻って、明日は北京です。

北京行きは、中国共産党と民主党の間の定期交流組織「日中交流協議機構」と、小沢一郎幹事長が取り組んでいる民間交流「長城計画」が合同で行うものです。政府間だけでなく、議員間で率直な意見交換をしながら、両国の交流を深め、懸案事項を解決していこうというのが狙い。胡錦涛国家主席との会談も予定されています。詳しくは、帰国後に報告します。


10分の本会議

臨時国会の会期延長が決まったのが、昨日30日。延長は、12月4日までの4日間。「4日だけとはあきれる」。そんな見出しが毎日新聞に踊っていましたが、今日1日、衆院の本会議が開かれ、これが実質的に衆院の最終国会となりました。

本会議では、日本郵政の株式の処分停止等に関する法律案と、原爆症認定集団訴訟の基金に対する補助法案の二つの採決し、いずれも可決。私は二つの法案に賛成しまた。しかし、それぞれについて、要旨の説明が1〜2分程度、その後の採決を含めても、所用時間は約10分でした。自民党の議員は、「党首討論などが開かれないなら、本会議には出ない」との理由で欠席。日本郵政の法案については、本会議に先だって、厚生労働委員会で審議と採決がありました。時間にして約2時間。委員会の採決の日に、本会議に法案をあげてしまうことを、緊急上程というそうです。これも、「強行採決」ということになるんでしょうか。

国会議員になって3か月。感じることは、法案の中身の議論ではなく、日程をめぐる対決に与野党が明け暮れている、日程の駆け引きに多くの時間を費やしているということです。これで、いいのでしょうか。いいわけはありません。実質的な議論を置き去りにしての時間の浪費、無駄ではないでしょうか。政権交代が実現したいまこそ、国会運営を抜本的に見直す時だと思います。

先日、新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)の座長を務める元東京大学総長、佐々木毅さんの話をうかがいました。新人研修の一環です。佐々木さんは、「通年国会」への転換を訴えておられました。配布された資料から肝の部分を抜粋します。

『国会審議を活性化させるための最大の障害は、これまでの国会運営が戦術的に日程設定を使うことを通して与野党の駆け引きが行われている「日程国会」の形態をとってきたところに尽きる。(中略)この時間の制約を取り除くことで、日程にゆとりができ、じっくりと討論することも法案を修正することも可能になり……(後略)』



 


| 1/1PAGES |